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廃業時のミキサー車(生コン車)はいくらで売れる?買取相場と高く売る5つのコツ

​【車両・機械の売却】

工務店・建設業を廃業するとき、生コンクリートを運ぶミキサー車(アジテータ車)は、特殊な架装がされているため一般の中古車買取では正しく評価されにくい車両です。「特殊すぎて売れないのでは」と処分費をかけて廃棄する前に、専門業者での査定を検討する価値があります。

この記事では、廃業時のミキサー車売却について、相場の考え方・高く売る方法・業者選びを解説します。

📋 この記事でわかること
・ミキサー車の種類と買取需要
・買取相場を左右するポイント
・高く売る5つのコツ
・故障・不動のミキサー車の扱い方
・廃業時の売却で注意すること

ミキサー車の種類と買取需要

種類積載量の目安買取需要
小型ミキサー車(2t〜4t)2〜4立方メートル中〜高(小回りが利き需要あり)
中型ミキサー車(4t〜8t)4〜6立方メートル高い(最も流通量が多いクラス)
大型ミキサー車(10t)8〜10立方メートル以上高い(輸出需要もあり)

ミキサー車はドラム(回転する架装部分)の状態が査定を大きく左右します。ベース車両(トラック部分)が良好でも、ドラムの摩耗やモーター系統の不具合があると評価が下がるため、両方の状態を業者に正しく見てもらうことが大切です。

買取相場を左右するポイント

  • メーカー・型式:いすゞ・日野・三菱ふそう・UDトラックスなど国内大手は高評価
  • 年式と走行距離:一般トラックと同様、年式・距離が査定の基本軸
  • ドラムの状態:回転部分の摩耗・モーター(PTO)の動作状況
  • 積載量(立方メートル数):地域の需要に合ったクラスは売りやすい
  • 点検整備記録:法定点検・特殊車両としてのメンテ履歴があると信頼性が上がる

💡 ミキサー車は一般トラックより流通量が少なく、業者ごとの評価差が大きい車両です。特殊車両・建機に強い買取業者での相見積もりが高値売却の鍵になります。

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高く売る5つのコツ

  • 特殊車両に強い買取業者に依頼する:ドラム・架装部分を正しく評価できる業者を選ぶ
  • 必ず相見積もりを取る:業者ごとの評価差が大きい
  • 動くうちに売る:ドラムが固着する前、故障する前のほうが高い
  • 洗浄してから査定に出す:生コン残留物が固着していると印象・評価が下がりやすい
  • 整備記録・車検証を揃える:特殊車両ほど書類の有無が信頼性に直結する

故障・不動のミキサー車はどうなる?

「ドラムが回らない」「動かない」ミキサー車でも、部品取り・修理再生の需要があり、買取対象になることがあります。処分費を払う前に、まず査定に出すのが鉄則です。

不動車の買取についてはトラックの廃業・処分はどこがいい?過走行・不動車の買取も参考にしてください。

廃業時のミキサー車売却で注意すること

  • ローン・リース残債の確認:残債がある場合は完済または引き継ぎ
  • 売却益の確定申告:廃業年の固定資産売却として処理が必要
  • 償却資産税の申告:売却・処分後は市区町村に申告して課税対象から外す
  • 生コンの完全排出・洗浄:ドラム内に残ったまま放置すると固着し価値が下がる

他のトラック・重機とまとめて売却する方法は廃業時の資産売却完全ガイドで詳しく解説しています。

クラス別|ミキサー車の価格帯の目安

ミキサー車は積載量のクラスで価格帯が分かれます。参考として、中古車として売られているときの価格水準を挙げます。業者が買い取る金額はここから整備費・利益を差し引いた額になるため、そのままの金額で売れるわけではない点に注意してください。

クラス中古販売価格の水準新車価格の目安主な使われ方
4tクラス(中型)300万〜400万円前後600万円前後市街地・小規模現場への配送
10tクラス(大型)500万〜1,200万円1,300万円前後生コン工場からの主力配送

10tクラスで500万円から1,200万円と倍以上の開きがあるのは、年式・走行距離に加えてドラム(ミキサー部分)の摩耗状態で評価が大きく変わるためです。ミキサー車はここが他のトラックと決定的に違う点です。

ドラムの状態が査定を分ける

ドラム内部は生コンクリートを常時回転させるため、内側の羽根(ブレード)が摩耗します。摩耗が進むと練り混ぜ性能が落ち、次の買い手は交換や補修の費用を見込む必要が出てきます。走行距離が短くてもドラムの摩耗が進んでいれば評価は下がり、逆に走行距離が伸びていてもドラムの状態が良ければ評価が保たれます。査定を受ける前に、内部の洗浄と、コンクリートの固着を落としておくことをおすすめします。

⚠️ 金額はあくまで目安です
上の表は中古トラックとして販売されている価格の水準(2026年7月時点)で、買取価格ではありません。実際の査定額は年式・走行距離・ドラムの摩耗・整備履歴・シャシメーカーによって変わります。複数社に査定を依頼し、金額の幅を確かめてください。

ミキサー車はドラムの状態が評価を左右します。使い終わったあとの洗浄を続けてきたなら、それはそのまま査定額に表れます。日々の手入れが、最後に金額として返ってくる機械です。

よくある質問

Q. 生コン会社との専属契約がある場合でも売れますか?

A. 車両の所有権が自社にあれば売却可能です。ただしリース契約や生コン会社からの貸与車両の場合は、契約内容の確認が先に必要です。

Q. 古いミキサー車でも売れますか?

A. 年式が古くても、ドラムやベース車両の状態次第で買取対象になります。海外輸出需要もあるため、まずは査定に出してみることをおすすめします。

Q. 査定にお金はかかりますか?

A. 多くの業者は出張査定・引き取りが無料です。複数業者に無料査定を依頼して比較するのが、高く売る基本です。

まとめ

  • ミキサー車はドラムの状態が査定を左右する特殊車両
  • 特殊車両に強い業者で相見積もりが高値の鉄則
  • 動くうち・洗浄してから売るほど有利
  • 故障・不動でも処分費を払う前に査定
  • ローン残債・確定申告・償却資産申告の手続きを忘れずに

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